彼岸花の話


皆様こんにちは!フラスタ専門ショップ F2Oの佐藤です。

 

彼岸花(ヒガンバナ)とは、道端などに群生し、日本では秋の彼岸頃から開花する為、彼岸花と呼ばれています。赤い花が特徴的で、全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン等)を多く含む有毒植物。経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至ることもある。(出典:wikipedia

 

と、冒頭から彼岸花に関する情報を羅列させていただきましたが、今日はそんな彼岸花のお話です。彼岸花は

 

「家に持ち帰ると火事になる」

「摘むと死人がでる」

「摘むと手が腐る」

 

などなど、これでもかっていうくらい沢山の恐ろしい迷信があり、またお墓の周りに生えている事が多いので、日本では「縁起が悪い花」として、贈り物として用いられることはほとん無く、タブー視される場合が多いお花なのであります。

 

 

なんでそんなお花の話を急に?

と思われた方。実は理由があるんです。 

 

 

そんな彼岸花ですが、その妖艶な見た目や、恐ろしい迷信も相まって、アニメのテーマや象徴的なシーンに使われたり、舞台のポスターなんかにも使われる事が多い花だってことに、この仕事をして気づかされたのです。

 

 

そんなこともあって、お客様から、「彼岸花を入れたフラスタを作ってほしい」という要望をいただく事もチラホラあるんですけど、日本では先述の通り、タブー視されているお花なんで、切花として市場での出回りはほぼ無い品種で、はっきり言ってフラスタに使用するのは現実的では無いんです。(これが今日のコラムで言いたいこと!)

 

 

特に若い人なんかは彼岸花についてよくわからないって人が多いと思うのと、良くお客様から聞かれることも多かったので、これを機にまとめてみた次第です。

 

 

余談ですが、彼岸花の代わりになるお花ってないの?っていうのもたまに聞かれるのですが、一応あるはあるんです。

 

 

ネリネ、ダイヤモンドリリーとかがヒガンバナの仲間で、見た目もピンクとか白とかで可愛らしい感じなんですよね。

ただ球根系のお花全般に言えるんですけど、入荷の最盛期がいつか予測して仕入れるのが超絶難しい特徴があるので、こちらも納品日が決まっているフラスタへの使用はあまり現実的ではないんですよね。。。。

 

どうしても彼岸花を使用したい場合は「造花」という選択肢が一番良いかもしれませんね。

 

 

以上、フラスタ専門ショップF2Oの佐藤でした。

  

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